「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「積み上げてきたものがあるので問題ない」(小林ヘッドコーチ)+「磐田は監督交代で気合いが入っている」(榎本)+樋口監督・齋藤他 [試合直前インタビュー] -1,993文字-

 

【players voice MF 8 中町 公祐】

――出場停止の名古屋戦を映像で見た感想は

「名古屋は強かった。でもそのチームをセットプレーとカウンターで仕留められたのは大きい。前半は相手ペースだったと思うけど、その時間帯を落ち着いて進められたのはチームとして経験値があるから。最後のテツさん(榎本)のセーブは感動すらした」

――システムは[4-2-3-1]か[4-4-2]か

「どっちにしても距離感良くプレーすることが大事。攻撃をするための守備という原点に戻らないといけない。あとはボールを奪ったあとにしっかりつなぐことで自分たちの時間帯を長くできる。すぐにボールを失うと相手の時間帯になってしまう」

――磐田戦に向けての抱負を

「チームとしてはどこかしらで疲れがあるかもしれない。でも自分は休養十分。この前の勝利の場にいられなかったので、もう一度存在感を示す意味でも磐田戦は重要な試合になる。磐田は必死になってくると思うけど、ここで勝てば予選突破に向けてかなり有利になる」

 

【試合に向けて】
樋口 靖洋 監督

「名古屋戦はイニシアチブを握れない展開でも勝ち切ることができた。セットプレーとカウンターという点の取り方も良かった。カウンターはコレクティブなカウンターだった。テツ(榎本)のビッグセーブはチームの士気を高める効果がある。流れを変える試合にしようと位置付けていたゲームで勝ち点3を取れたことは評価できる。でも2トップは正直まだまだ。距離感をつかめていない。でも守備に関してはバイタルエリアをしっかり閉じることができた。

勝ってフロンターレの結果次第では予選リーグ突破が決まる重要な試合。でも負けると逆にきびしくなるかもしれない。磐田はガチガチの[4-4-2]ですね。まず守備からゲームを作ろうとしているのが見える。まだ監督が交代して2試合しかやっていないけど、少しずつ整理されて

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