【沖縄・国頭キャンプ】青赤のキャプテン翼へ 寺山翼が描く理想像は「翼がいなきゃダメだと思われる選手になりたい」
沖縄・国頭キャンプ3日目の11日午前は、フィジカル中心のメニューで汗を流した。この日から出遅れていたMF塚川孝輝が合流し、徐々にコンディションを上げてチームの練習に入っていく予定だ。
今季のキャンプ取材初日で目についたのは、順天堂大から今季新加入したMF寺山翼だった。この大学での4年間の積み上げには正直、驚いた。FC東京U-18時代から走力や、運動量に加え、得点能力にも非凡さはあった。そこから大学4年を経て“止める・蹴る”の基本技術を磨き、さらに「身長も伸びて180になった」という体も一回り大きくなった。その寺山に、全少の得点王が中盤に転向したきっかけや、同期の平川怜への思い、今季への意気込みなどを聞いた。
―久しぶりに、青赤の練習着を着てみてどうですか?
「プロになったという実感と、責任を感じる。この練習着と、これからユニホームを着ていくのでより一層責任感が求められると思っている」
―FC東京U-18から進んだ順大での4年間でどんなことを学びましたか?
「僕自身は、大学で堀池巧監督から3年半教わってボランチとしてシンプルにプレーするところや、足元の技術、サッカーIQ的なところを教えてもらった。そういった部分では高校に比べたら伸びたと思っています」
-技術的な進歩は練習を見させてもらっても感じました。
「“止める・蹴る”の部分はまだまだですけど、高校に比べたら自分としてもうまくなったと思います。サッカーにおいて、ファーストタッチはすごく大事になってくるので、そこは成長したと自分でも思います。後は、視野も広くなったと思うし、プレーの幅も少しずつ広がってきたと思います」
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