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ヴェルディだけには負けられない。短期間で修正した攻撃によって5試合ぶりの得点を【2025 J1第8節vs.東京ヴェルディ Preview-1~松橋力蔵監督】

 

サポーターが掲げた横断幕を前にした松橋力蔵監督。撮影:後藤勝


撮影:後藤勝


 
 FC東京は4月1日、味の素スタジアムでJ1第8節に臨み、東京ヴェルディと対戦する。開催地は味スタだが今回はヴェルディホーム。敵地に乗り込み、決戦を制する気構えが求められる。

 東京はここまで直近のリーグ戦では第4節鹿島アントラーズ戦から第7節川崎フロンターレ戦まで4試合連続無得点。早くも昨年の第25節ガンバ大阪戦から第27節ヴェルディ戦までに記録した数字に並んでいる。ここから脱却し、5試合ぶりの得点を挙げることでヴェルディ戦の勝利を収めなければならない。

◆もう考えた時点で遅い
 

撮影:後藤勝


撮影:後藤勝


 
 課題が多かった第7節川崎フロンターレ戦。攻撃面では前線や中盤の選手がボールを迎えに行って循環させ、サイドから相手の背後へと出るアクションに結びつけるところまでは出来ていたが、その後の選手同士の関わり、フィニッシュがうまくいかずに無得点。後半26分から塚川孝輝が出場するまでは前線に背の高い選手が不在であり、中央の選手に対してただシンプルに浮き球を当てヘディングシュートというフィニッシュを思い描いていたわけではなさそうだが、それに替わるフィニッシュやその前の段階に関しての熟成が不足していたのか、相手の脅威となることは出来なかった。

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