【サッカー人気2位】【浦和を語ろう・激論編】セレッソ戦を前向きに厳しく振り返る…

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「いきなり正念場。しかも…」【大東京書簡第二十二信/郡司(25.2.21)】

 

望月ヘンリー海輝選手vs俵積田晃太選手は必見。1年の成長曲線を測る絶好機


■狙ったかのような“東京連戦”
 
 突然ですが、“蹴春”到来ですね!!
 
 ついこの間、J1・1年目の最終節で失意に暮れてシーズンが終わり、新チームが始動して、キャンプインしたかと思えば、もう2025シーズンが始まっています。いつもよりも開幕の時期が早まったとはいえ、年々時の経過が早くなっていることを実感しています。
 
 さて、FC町田ゼルビアは周知の通り、昨季唯一シーズンダブルを食らっていたサンフレッチェ広島との開幕戦に1-2で競り負け、過去3年の黒田体制で初の黒星発進となりました。過去2年はいずれも引き分け。それでも第2節で初勝利をマークし、23年は以降6連勝、24年は以降4連勝といずれも大型連勝での「ロケットスタート」(黒田剛監督)に成功したことが、のちの大躍進へとつながってきた背景があります。
 
 シーズンはまだ始まったばかり。「38分の1が終わっただけ」と昌子源主将が言うことに首を縦に振ってみても、過去2年と異なるシーズンのスタートであるため、ソワソワする気持ちを禁じ得ません。特に黒田ゼルビアは“結果が結果を生むサイクル”が生命線のマネジメント。結果から遠ざかる状況は死活問題と言っても過言ではありません。特にシーズンのスタートはなおさら…。
 
 それならば、過去2シーズンと同様に、リスタートの第2節でシーズン初勝利を飾り、そこから「3年連続の大型連勝達成や!!」と気持ちを入れ直して、試合スケジュールを確認すると、“東京連戦”ではありませんか。
 
 町田としては第2節がアウェイでFC東京戦。第3節はホームで東京ヴェルディ戦。望月ヘンリー海輝選手は「リーグが盛り上がるように、何か狙っているのではと思うぐらい。リーグも集客を頑張ろうとしているんだろうなぁ」と話すほどです。
 
 昨季はFC東京にも、ヴェルディにも、シーズンダブルを食らわせる格好で“東京制圧”をしたものの、「今季はどうなるだろう…」と勝手に戦々恐々としています。相馬勇紀選手は言いました。

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