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佐藤龍之介、攻撃サッカーをめざすトップチームのカルチャーを変える旗印となるか。アカデミー発の新星が前線で機能【2024 宮崎キャンプ/練習試合】

 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 2月3日の練習試合サンフレッチェ広島戦では1本目のメンバーでこそなかったが、佐藤龍之介が早い段階からの途中出場でピッチに姿をあらわし、荒木遼太郎とのふたりで小柄な前線を形成。多くのチャンスをつくっていた。試合開始からトップ下で出場していた松木玖生はボランチに下がり、若き才能たちの共存が成り立っていた。

◆心身ともにタフな男

 1トップにアマラオが、ルーカスが、そして現在はディエゴ オリヴェイラが。有力なセンターフォワードに当てる、あるいは収めることを軸とする戦い方は、反面でその最前線への依存に陥りやすい懸念もある。しかしこの広島戦で松木と荒木、あるいは荒木と佐藤が見せた流動的にポジションを変えていくなかでのグループワークは、これまでのFC東京トップチームにはない“色”を見せていた。

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)

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