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宮阪政樹がFC東京にスカウトとして帰還。「試合中のプランを立てられる選手がいい選手だと思う」【2024始動】

 

宮阪政樹スカウト。撮影:後藤勝


 宮阪政樹がFC東京に帰ってきた。U-18まで大竹洋平、椋原健太、廣永遼太郎と同期、U-15まで遡れば丸山祐市と同期で、育成年代で名を馳せたアカデミー卒のひとり。明治大学を卒業したあとは2012年にモンテディオ山形へと加入、Jリーグデビューを果たした。2016シーズンから2019シーズンまでは松本山雅FCでプレー(2018のみ大分トリニータに期限付き移籍)、長島裕明コーチとの再会もあった。以後、ザスパクサツ群馬、そしてAC長野パルセイロに所属し、2023シーズンかぎりで現役を引退。進路が注目されていたが、ストレートに東京へと“復帰”。しかも現場ではなく強化セクションのスカウトという立場で仕事を始めることになった。
 
◆「フリーキックを教えてあげて」と言われた
 
 吉本一謙スカウトにも似た道のり。東京で育った選手がスタッフとして東京に還流する動きが確たるものになってきている感がある。
 
 スーツを着込み、現役時代にも増して社会人としての佇まいを増した宮阪スカウトが、壇上の新加入選手を横目に、取材に応じた。
 

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