【サッカー人気2位】【浦和を語ろう・激論編】どう勝利を積み重ねて、上位に浮上し…

青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

熊田直紀のJ1初ゴールで1点差に迫るも序盤の2失点を覆せず敗戦。東慶悟「迷いをなくしてピッチに臨まないといけない」【2023 J1第26節 FC東京vs.福岡Report】

 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 9月3日、FC東京は味の素スタジアムでJ1第26節に臨み、アビスパ福岡と対戦。1-2のスコアで敗れた。後半41分に原川力が蹴った左コーナーキックのボールを、ファーサイドに位置した熊田直紀が頭で決めて1点差に迫ったが、序盤の2失点を覆せなかった。
 
 佐藤凌我1トップの布陣に対する戸惑いがどの程度あったのかはわからないが、戦術以前の問題だった。東京の各選手が口々に「ふわっと入ってしまった」と言うように、最初の集10分間に集中力を欠いたことで、準備した戦い方を遂行し、パフォーマンスを発揮する前に敗れた。福岡の長谷部茂利監督が「望んでいた試合の入り方が出来た」と言い、勝利を確信したのとは正反対のことが東京側に起きていた。
 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 2失点後は落ち着きを取り戻し、前半45分間の間にも立ち直っていったが、後半のスタートからは五分かそれ以上の展開に持ち込めただけに、やはり最初のつまずきがもったいなかった。
 
 渡邊凌磨は「FC東京が悪い時はいつもこういう負け方をするなと、率直にぼく自身が思う」と、反省した。ルヴァンカップ準々決勝第1戦が待つ水曜日からは、こうした事態を繰り返さないようにしなければいけない。
 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


◆「3点目は絶対ない」必死のディフェンス
 
 相手の背後を狙ってセカンドボールを拾う、サイドからもっとクロスを上げるなど、具体的な戦い方の修正も頭にはあるが、東慶悟もやはり最初に集中を欠いたことを反省していた。
 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)

(残り 1288文字/全文: 2324文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ