野澤大志ブランドン「ルヴァンカップにかけるすごく強い想いがあったので複雑ですが、代表に選ばれるのも特別なこと」【U-22日本代表選出】
撮影：後藤勝
背番号1の鈴木彩艶、背番号12の小久保玲央ブライアンにつづくまさにゴールキーパーのラストピースとしてFC東京から野澤大志ブランドンが選出された。木村誠二、松木玖生と合わせて3名の東京は、2名が選出されたFC町田ゼルビア、京都サンガF.Cを上回る最大派閥。野澤は「FC東京から選ばれたということはすごく嬉しい」と、喜びを語った。
◆被ったスケジュール
やはりクラブ愛がそうさせるのか、東京で試合に出た結果として選ばれたこと、東京の一員として喜ばれたことを素直に喜んでいた。
「代表で試合に出るかはわからないですけど、出なかったとしても、練習から違いを出せるようにやっていきたい」
最近は代表招集から遠ざかっていた野澤。同世代の様子も詳しくはなく、海外の話を鈴木と小久保から聞きたいと言いつつ、自分のプレーも表現出来るようにやっていきたいと抱負を語った。伝わってくるのは、やはり所属クラブである東京で公式戦に出場し、経験を重ねていることから漂う自信だ。代表に選ばれようが選ばれまいが、野澤は日々実力を向上させて試合で秒刻みに仕事をし、90分間があっという間に感じる濃密な時間を過ごしている。だからこそ、地に足をつけた状態で代表活動に向かっていくことも出来るのだろう。
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