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平川怜、赤馬軍団で英雄となる。「熊本はもう一回上に上がるチャンスをくれた」【天皇杯ラウンド16 vs.ロアッソ熊本 Column】

 

熊本の地で輝く平川怜。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


「本当に自分が点を決めて勝つことが出来てよかったです。追加点が瑠夢というのも完璧な展開だったと思います」

 ロアッソ熊本が真正面から戦ってFC東京を下したその試合後、平川怜が地元メディアの取材に応えている。J1のクラブでレギュラーになり日本代表へ、そして欧州移籍へというルートは歩んでこなかったが、大木武監督が率いる熊本で質の高いフットボールを追求するという、現状の国内では望みうるベストに近い場を与えられ、そこで平川は英雄になっていた。

 育成年代ではまごうことなきスーパースター。これまではその器にふさわしい位置を獲得することが出来ていなかったが、キャプテンマークを巻く背番号17を巻くの存在感には強烈なオーラがある。この日は実質的に東京の中心的存在である松木玖生に近づいたときの“バチバチ感”には、巨大怪獣同士が接近し電光が走るかのようなすさまじいものがあった。

平川怜と松木玖生、英雄同士のバチバチ感。

◆トップ下に自信

 その松木をはじめとする言わば“スター軍団”がどんなプレーをするのかを楽しみに来ていた地元の人々もいたが、東京は90分間思うようなプレーは出来ず、かつて東京で育った平川と松岡瑠夢を含む“たけし軍団”の気迫に圧倒された。平川はゴールキーパーの野澤大志ブランドンにコースを読まれても獲られないよう、あらかじめコースを決めて先制点となるPKを蹴ったという。

大事なPKを決めた平川。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)

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