J屈指のセンターバックコンビを擁する浦和と全員守備のFC東京、互いに隙の少ない熱戦で引き分け。青赤軍団の視線は天皇杯へ【2023 J1第20節 浦和vs.FC東京】

守備に奔走した小泉慶。Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)
FC東京は7月9日、埼玉スタジアム2002でJ1第20節に臨み、浦和レッズと対戦。両チームとも得点なく、0-0の引き分けに終わった。東京はピーター クラモフスキー監督が就任して以降、3戦連続無失点。
試合開始から約5分で負傷のため酒井宏樹が退く波乱のスタート。しかし以後は互いに強度の高いディフェンスで主導権争いを譲らず、拮抗した展開が最後までつづいた。前半14分に興梠慎三が放ったシュートが右のポストを叩けば、その6分後には前節J初アシストの俵積田晃太のクロスからの松木玖生のシュートも右のポストを叩く。東京は最後、木村誠二を投入して5バックへとフォーメーションを変更。用意していた戦術ではなくぶっつけ本番だったが、監督のメッセージを理解した選手たちが守りに徹して勝点1を手にした。
◆勝たないといけなかった
試合後の記者会見でピーター クラモフスキー監督はこう総括した。
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