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ピーター東京、初戦で2位名古屋を撃破! ハイインテンシティ・ハイライン・ハイプレスで生まれ変わった青赤軍団、エンリケ トレヴィザンがひたすら刈り取る【2023 J1第18節 FC東京vs.名古屋】

 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 FC東京は6月24日、味の素スタジアムでJ1第18節に臨み、名古屋グランパスと対戦。2-0のスコアで勝利を収めた。ディエゴ オリヴェイラが左足と頭で2得点。ピーター クラモフスキー監督が就任して初の公式戦だったが、前から強いプレッシャーをかけてボールを奪い、生まれ変わった姿を見せた。
 
 新監督が指揮を執りはじめて間もないこの試合はルヴァンカップ京都戦のフォーメーションを踏襲、メンバーもほぼ同様で、戦術的にも自陣からビルドアップせずどんどん前に蹴っていく様子が目立った。
 
 しかし、今節はその根本の部分、ハイインテンシティ・ハイライン・ハイプレスだけで2位の名古屋を圧倒。これには元東京の指揮官だった長谷川健太監督も「今日はもう、東京が最後まで気持ちを切らさずにみんな出た選手、よく走っていたなと思っています」と親しみをこめながら言い、脱帽だった。
 
◆スライディングは自分の特長
 

Photo by HIROTO TANIYAMA(撮影:谷山央人)


 この日の東京を象徴するひとりが、何度もスライディングでボールを刈り取っていたエンリケ トレヴィザンだった。マンオブザマッチ級の活躍をした背番号44にスライディングタックルの満足感について訊ねると、彼はこう答えた。
 

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