2023 FC東京新体制発表会レポート Vol.1 序盤は川岸滋也代表取締役社長、アルベル監督が登壇【ニュース/無料公開】

撮影:後藤勝
1月7日、都内でFC東京が新体制発表会をおこなった。冒頭では川岸滋也代表取締役社長がクラブフィロソフィーと戦い方に触れ、その後、アルベル監督が岩本輝雄氏との対談というかたちで意気込みを語った。
◆東京が熱狂

撮影:後藤勝
新年の挨拶を済ませると、川岸社長は「昨年つくるとお約束したクラブビジョンを発表出来て嬉しい」と述べつつ、クラブフィロソフィーには「ミッション」「バリュー」「スローガン」の3つがあること、そしてスローガンは「東京が熱狂」であると述べた。
「東京は経済の中心地であり、文化の発信地。FC東京はサッカーの力を磨き上げ東京に伝播していきたい。今年は25周年の試合を計画、国立での試合を予定しています。一日のスタジアムの体験の中心になるのはやはりゲーム。ポゼッションランキングはリーグ16位から3位に向上したがまだ足りない」と言い、ファイティングスタイルは「+1Goal(One more Goal)」であると明かした。
これを受けて登場したアルベル監督は「今シーズンは私にとっての日本での4シーズン目、東京での2シーズン目となる。より多くの方に喜びを与えたい」と意気込みを述べつつ、対談では「私はリーグ優勝という大風呂敷を広げるつもりはまったくない。日々成長しつづけることに集中することがもっとも重要です。システムは特に重要ではなく、重要なのはスタイルです。ではどのようなプレースタイルか。イニシアチブをとり、ボールを持ちよりよい守備をする」と、これまでと同様、ブレない姿勢を貫いた。
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