安田虎士朗の最適ポジションはどこなのか

キャプテンで10番。FC東京U-18では梶浦勇輝、野澤零温らとともにまごうことなき中心選手だった(撮影後藤)。
石川県出身。ツエーゲン金沢U-15に進むはずが一転、FC東京U-15深川に加入。中学3年時には高円宮杯 JFA 全日本U-15サッカー選手権大会決勝で地元の金沢と対決、深川の10番としてこの戦いを制した。
青赤の未来を担うべき存在としてFC東京U-18でも10番を背負った。J1には絡まなかったが、2021シーズンは2種登録選手としてルヴァンカップと天皇杯に出場した。
しかし、ここまでは先輩たちも歩んできた道のりだ。4人が昇格した世代のうち波多野豪、内田宅哉、岡崎慎が度々J1で先発し、けがによる長期離脱があった鈴木喜丈も水戸ホーリーホックで現役をつづけているのは立派だが、苦しみぬいての結果である。3人が同時に昇格した今回の世代も、新体制発表の直前に野澤零温がSC相模原へと期限付き移籍。やはりプロの世界は一筋縄ではいかない。
◆起点をつくる

新体制発表会見後の囲み取材にあらわれた安田虎士朗。
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