あのすばらしい長友佑都をもう一度
長友佑都に対する世間の評価が芳しくない。その理由はワールドカップアジア最終予選が始まってからのFC東京と日本代表での戦績にもあらわれている。
◆2021シーズン9月から12月にかけての長友佑都出場試合全戦績
9月2日 | 代表 | オマーン | ● | フル出場 |
9月8日 | 代表 | 中国 | ○ | 88分間出場 |
9月12日 | 東京加入 | |||
9月18日 | 第29節 | 横浜FC | ○ | フル出場 |
9月22日 | 第32節 | 名古屋 | △ | フル出場 |
9月25日 | 第30節 | 浦和 | ● | フル出場 |
10月2日 | 第31節 | 川崎 | ● | フル出場 |
10月6日 | ルヴァン | 名古屋 | ● | ── |
10月8日 | 代表 | サウジアラビア | ● | 91分間出場 |
10月10日 | ルヴァン | 名古屋 | ○ | ── |
10月12日 | 代表 | オーストラリア | ○ | 84分間出場 |
10月23日 | 第33節 | 鹿島 | ● | フル出場 |
11月3日 | 第34節 | 清水 | ○ | フル出場 |
11月6日 | 第35節 | マリノス | ● | フル出場 |
11月11日 | 代表 | ベトナム | ○ | 63分間出場 |
11月17日 | 代表 | オマーン | ? | ? |
11月20日 | 第36節 | 徳島 | ? | ? |
11月27日 | 第37節 | 広島 | ? | ? |
12月4日 | 第38節 | 福岡 | ? | ? |
一見してわかるのは、東京も代表も成績がふるわないこと。単純にチーム状態がよくないことが想像出来るが、サッカーは相対的なものなので、たとえチーム状態がよかったとしても戦いに勝てなかったのならそれは戦術を含め相手を攻略する能力が足りないということになり、いずれにしても高い評価を与えることは難しい。
もうひとつは代表での出場時間が減少していっていること。ベトナム代表戦では63分間の出場に留まり、替わって入った中山雄太に多くの視線が注がれた。ふたりを比較するとプレースタイルのちがいは明瞭だ。
◆東京のことを考えれば時代の波に抗ってもらわなくては困る
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