長友佑都、サウジアラビア&オーストラリア戦の日本代表に選出。最新コメント「東京にはルヴァンを勝ち進んでもらいたい」【無料公開】

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7日のサウジアラビア代表戦と12日のオーストラリア代表戦という重要な2試合が待つ10月のワールドカップアジア最終予選に向けた日本代表に、FC東京からはただひとり、長友佑都が選出された。メンバー発表がおこなわれた本日9月28日のコメントをお届けする。
◆過密日程には慣れている

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──11年ぶりに国内チームからの選出、合流となる。いままでとちがうと感じるところは。
やっぱり、日本でのホームでの試合ではそのあとの移動もないわけで、負担は全然ちがいますね。
──サウジとは2017年9月にも同じKing Abdullah Sports Cityで戦っている。そのときの思い出、あるいは難しかったことは。
そのときは最終予選で負けている。暑いなかでほんとうに苦しい試合だったから、苦い思い出があります。

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──サウジとオーストラリア、それぞれの印象は。
サウジは非常にテクニックが非常にあり、パスワークが優れている。そのうえ身体能力が高い選手がいて、すごく難しい試合になるな、という感覚。
オーストラリアは、フィジカル的にもちろんすごい選手がいる。最近はつなぎの部分や戦術的にもすごくレベルが上がっていて、そこも非常に難しい試合になるなと思っています。
──初戦でオマーンに負けたことを踏まえ、やっていくべきことは何か。
やっぱり相手も勝ちたいという熱量がすごいなかで、ほんとうにすべてをかけて戦ってくるから、それ以上のものを自分たちが持てないと相手に飲まれてしまうな、と。特に最終予選では。しっかりと勝利に対する貪欲な姿勢、貪欲な気持ちというものを持って戦いたいと思います。
──過密日程で10月2日川崎戦のあとに代表召集となるが、コンディション面はどうか。
ヨーロッパにいるときから慣れている。ヨーロッパで試合をやってから移動して戦っていたから。むしろ移動を考えると全然負担は違う。
最終予選のアウエーゲームに行くときは移動があるけれど、それは欧州の選手もいっしょ。日本での試合のあとは日本に残れるわけで。時差も移動もない。ヨーロッパの選手は移動してそこからまた試合をやるわけで。もっと激しい移動と試合をつづけてきたから、そこは慣れています。

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──チームを不在になる間、東京はルヴァン準決勝を戦うが。
そこはもうとにかく勝ち進んでもらいたいなと思う。
──ロシア大会の予選メンバーに比べ、代表チームの雰囲気にちがいはあるか。
あのときよりも経験している選手がたくさんいるし、海外でプレーしている選手がほとんどだから、成熟しているのではないかと自分は思っている。ぼくは自信を持って戦えます。
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