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まさに「どんな状況に陥っても解決する能力の高い選手が多い」と三笘薫が見抜いたとおりの対応力。たくましい試合運びで勝利を掴んだFC東京【J1第8節「FC東京vs.北海道コンサドーレ札幌」観戦記】

 
 今シーズンの試合後レポートとしてお届けする「観戦記」。今回は4月7日に味の素スタジアムで開催されたJ1第8節、北海道コンサドーレ札幌戦について書いていきます。
 
 昨シーズン、川崎フロンターレ相手に勝利を収めた辺りから採用しているマンツーマン気味のディフェンス、マイボールではボランチの一角が下がって4-1-5風になるおなじみの可変システムの札幌。児玉剛と三田啓貴を継続して先発で起用する4-3-3のFC東京。これぞ、という現状のスタイルを変えずに臨む両チームの戦いとなりました。序盤の東京は巧みに立ち位置をとる札幌に対してボールを奪い切るまでにはいかず距離を詰める程度のプレスとなってしまいますが、落ち着いて対応策を探っているように映りました。諸事情でメンバー変更を重ねた結果、中村拓海と岡崎慎が最終ラインに入っている東京は

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