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内田宅哉、己の腕で引き当てた名古屋グランパスとの対決を前に「自分の爪痕を残せるようにもっとやっていかないと」。見せるのはいましかない【ルヴァンカップ準々決勝「FC東京vs.名古屋グランパス」直前】

 

抽選のポーズをとる内田宅哉。©F.C.TOKYO

 8月13日におこなわれた「2020JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ」組み合わせ決定オープンドローにFC東京代表として参加したのは、トップチームに正式加入後4シーズン目を迎えた内田宅哉だった。もとを辿ればFC東京U-18で、2016シーズンに“クラ選”とJユースカップの二冠を達成した黄金世代。佐藤一樹前監督のもと、岡崎慎、鈴木喜丈、波多野豪とともに切磋琢磨した年代だ。若手の登竜門でもあるルヴァンカップの抽選会に送られる選手としてはよく適していた。
 しかしいざ実際の試合が近づいてくると、対戦相手が名古屋に決まったことの余韻はほとんど感じられない。むしろ適切な緊張感とでも呼ぶべき雰囲気が彼の言葉から漂ってくる。
「とりあえず、

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