2020版東京スタイルの試金石。得点力を強化できるか、日本平でのJ1開幕戦~渡辺剛、安部柊斗、長谷川健太監督【J1第1節「清水エスパルスvs.FC東京」Preview】

守備に自信。渡辺剛。
あす2月23日、FC東京はIAIスタジアム日本平でJ1第1節に臨み、清水エスパルスと対戦する。
ここ2試合ゲームキャプテンを務めている副キャプテンの渡辺剛は「ことし監督が変わってサッカーもガラッと変わったと思う。試合に入って、相手の特長を見ながらウイークを探してそこを衝けるようにしたい」と現場での対応力を重視。また長谷川健太監督はACLプレーオフからの3試合を「内容的にはまだまだ。ここから上げていくことが必要」と振り返り、「無策だと清水に廻されてしまうので戦い方を整理して入っていかなくてはならないが、我々のサッカー自体が変わるわけではない」と、対策を施しつつも実力の向上をより重視する考えを問いた。
ACLプレーオフを突破し、ACLグループステージ2試合は1勝1分。勝利が必須のACLでまずは結果を残してきた東京だが、J1の開幕とともに質、特に攻撃面の改善が求められることになる。
◆ディフェンスは安定
ACLプレーオフは多量の雨で水たまりができるコンディションのなか無失点。ACLグループステージ2試合では大陸レベルの相手にヒヤリとさせられるシーンもあったが、オウンゴールの1失点のみで切り抜けた。昨年につづき好調なディフェンスが、安定した成績につながっている。
いまのところ1失点、守備が好調である要因は――と渡辺に問うと、
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