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アルトゥール シルバJ1デビュー。戦力拡充の手応えを得て、敗戦にも前を向く東京【J1第13節】

 

残念ながら勝利で飾ることはできなかったが、J1デビューを果たしたアルトゥール シルバ。 © Ayano MIURA


 ルヴァンカップグループステージ最終節のボランチコンビが、J1第13節で出場時間を分け合った。髙萩洋次郎が66分間。そのあとを受けたアルトゥール シルバも6分間のアディショナルタイムを含めれば30分間出場。これが“アル”のJ1デビューだった。
 
◆戦力拡充を象徴するアルトゥール シルバ
 
 今シーズンのFC東京はブラジル人選手と韓国人選手が3人ずつ在籍している。さすがに全員が揃うことはなかなかなく、アルトゥール シルバのJ1出場はここまで皆無。ルヴァンカップも第1節でフル出場したあとは短い途中出場があっただけで、久しぶり長い時間稼働した試合が最終節だった。
 主戦場はJ3。7試合630分間のフル出場を重ね、ルヴァンカップ最終節で成果を出した。厳しいマークでフェルナンド トーレスを抑え込み、攻撃にも積極的。第二ポジションの右サイドバックもこなしながら評価を積み上げてきた男が、ボランチでJ1の出場機会を掴んだのだ。
「チームが負けてしまってもちろん悲しい。ただ個人的に出場できたということはうれしく思っています」
 ミックスゾーンでは

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