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J1では今シーズン初の敗戦。この苦い経験を良薬とできるか、東慶悟「負けるとすごく悔しい」【J1第13節】

 

「バラバラにならないように」と、あらためて結束する必要性を説いたキャプテンの東慶悟。 © Ayano MIURA


 5月25日、FC東京はヤンマースタジアム長居でセレッソ大阪と対戦し、1-0で敗れた。第13節にしてようやく喫した今シーズン初の黒星。ルヴァンカップやJ3では0ポイントの屈辱を味わっていたが、これがすべての大会を通じて令和に入り最初の敗戦となった。
 ただ、下を向く必要はない。勝ってわかることもあるが、敗れることで課題が明確になることもある。この苦い敗戦を再び飛躍するための材料とし、強敵が待つ次節に向け、東京は再び力をためていく。
 
◆らしくない青赤軍団
 
 季節外れの真夏日。湿度も一気に高くなった。ただ、その酷暑、それに連戦という条件はあっても、前半を0-0で折り返すところまではある程度想定どおりだったと言っていいだろう。ボールを支配されたり、ゴール前に入り込まれたりしても、最終防壁で跳ね返していれば問題はない。この日もボックス内の密集守備は堅固だった。
 ところが、

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