ACL出場権獲得に向け、落とせない多摩川クラシコ。橋本拳人「いちばん大事なゲームになる」【今週の小平】
◆勝利が必須の多摩川クラシコ。意気込むモリゲ、ケント
11月24日、FC東京は今季のホーム最終戦となるJ1第33節に臨み、J1王者の川崎フロンターレと対戦する。
ACL出場権を獲得するには、長谷川健太監督が「連勝しないと難しい。連勝して、1試合くらい鹿島が引き分けてくれるかどうか」と言うように、残る川崎、そして浦和レッズとの試合に連勝し、鹿島アントラーズが敗れるか引き分けるのを待つしかない。

自らゴールを狙おうとする森重真人。
ましてリーグ戦の半分を折り返して以降のホームゲームでは1勝4敗2分けと、さしたる成績を残せていないとあれば、味の素スタジアムに集うファン、サポーターのためにも、絶対に落とせない一戦となることは必至だ。森重真人は「3位に入るという明確な目標がある。とにかく勝ちたい。最近勝っていないですし、しっかり勝って終わりたい。個人的にもできれば点を獲りたい。チャンスがあるが、決めることができていない」と、セットプレーでの得点をイメージしながら勝利を渇望している。

「いちばん大事なゲームになる」。川崎をリスペクトしつつも自信をうかがわせる橋本拳人。
ベガルタ仙台やセレッソ大阪といった上位をうかがう中位チーム、そして残留を争っていたV・ファーレン長崎や柏レイソルなど下位チームに黒星を喫し、5位にとどまっている東京だが、川崎には前回の対戦で勝利を収め、サンフレッチェ広島相手には1勝1分け、鹿島アントラーズ相手には2勝と、上位に強いところを見せている。いかに強敵とはいえ、怯む必要はまったくない。橋本拳人は「試合前のコールが日頃の試合以上に熱い。クラシコに向けてウェブでさかんにアピールがおこなわれているので、気持ちが入る」と言い、
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