挑みつづけたU-23、難攻不落の藤枝城から1点をもぎ取る【J3第16節第2報】
6月30日、FC東京U-23は藤枝総合運動公園サッカー場でJ3第16節に臨み、藤枝MYFCと1-1で引き分けた。前半23分、FC東京U-18出身の岩渕良太が蹴ったグラウンダーの右コーナーキックを今シーズンから加入した養父雄仁が決めて藤枝が先制。以後は藤枝の守備組織に手こずり無得点の時間帯がつづいた東京だったが、終盤に猛攻。平川怜がリッピ ヴェローゾとワンツーのような恰好で中央を右から左へと運んだボールを、コースが空いた瞬間に一閃。平川自身「絶対ここに撃てば入るという感じではなかった」という際どいゴールで同点に追いついた。勝ち越すことはできなかったが、最終盤に藤枝を圧倒しての引き分けは勝利感すら漂うもの。一定の成果と自信を得て、選手たちは帰京した。
◯実ったジャブの連続。多彩な攻撃で同点に追いつく
藤枝は3トップ以外のフィールドプレーヤー7人が大外の2レーンを捨てて中央寄りの3レーン幅に圧縮する、極端な守備を実践。東京はたやすく侵入できるサイドへと入っていくが、
(残り 1759文字/全文: 3060文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ