FC東京U-23、拙い失点で若い桜の軍門に降る。復帰の矢島輝一と平川怜は途中出場【J3第5節】
本項はレインボータウンFM『オーレ!FC東京U-23』のご協力によりお送りいたします。
◯Report もったいない失点を繰り返した東京
4月1日、FC東京U-23はキンチョウスタジアムでJ3第5節に臨み、セレッソ大阪U-23を相手に2-0で敗れた。序盤の東京は前半1分と3分の二度にわたり品田愛斗のパスに平岡翼が飛び出し、13分には品田から原大智、そして梶山陽平とつないであわやシュートという場面に持ち込むなど、相手の最終ラインに仕掛けてゴール前に入ろうとする積極的な姿勢が目についた。しかし29分、ハンドの判定でPKを献上、これを米澤令衣に決められ、セレッソに先制を許してしまう。なかなか1点が奪えない東京は後半42分、右コーナーキックからファーサイドのリッピ ヴェローゾが絶妙な左足シュートをゴール左隅に突き刺そうとするが、間一髪ゴールポストとゴールキーパー茂木秀に阻まれ、得点のチャンスを逃す。その直後、セレッソボールをクリアして反撃しようというところでボールを喜田陽に奪い返され、放たれたスルーパスを再び米澤に決められて万事休す。拙い失点が重なり二試合ぶりの敗北を喫した。
なお、負傷で離脱していた矢島輝一と平川怜がこの試合で復帰を果たしている。
◯Review シビアな意識を共有する安間貴義監督とキャプテン鈴木喜丈の声
PKに結びついた判定はさておき、クリアボールを拾われてショートカウンターで直接自陣ゴール前に深く入り込まれてしまったことについては反省しないといけないだろう。安間貴義監督が試合後の共同記者会見で「前のふたりが下がることができず、コンパクトにできなかったぶん、拾われ、仕掛けられたときにハンドを取られてしまい、PKで失点したところは、つづけて意識して直していこうと思っています」と語ったように間延びしたことも問題だが、クリア後の処理またはクリアがうまくいかなかったと捉えれば、
(残り 1489文字/全文: 2444文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ