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【有料記事/J3第8節第2報】3本連続シュートストップを含む鉄壁の反応で廣末陸がゴールを守るも最後に失点。むだにならない、悔しい敗戦(2017/05/14)

5月13日、FC東京U-23は味の素フィールド西が丘でJ3第8節に臨み、0-1で栃木SCに敗れた。セットプレーでしか点が獲れそうにない栃木SCに対し、FC東京U-23は左サイドハーフの小林幹と右サイドバックの岡庭愁人、トップ下のネイサン バーンズを中心に攻め立てるが、得点を奪うことができない。セカンドハーフに入ると前がかりになってきた栃木が押しはじめるが、2分の広瀬健太のミドルシュート、3分のクロスからの尾本敬のダイビングヘッド、つづくコーナーキックからの尾本のヘディングとつづいた決定機は、すべて今シーズン二回めの出場となるゴールキーパー廣末陸がすばやい反応で弾き返し、危機を脱した。
しかし2トップをそっくり大型の選手に入れ替えて猛攻の度合いを上げてきた栃木の前に力尽きる恰好で後半43分、左サイドハーフの西谷和希にやや遠めの距離からスーパーな右足シュートをゴール左隅に叩き込まれ、勝敗は決した。
得点力が不足して敗れたとはいえ、ジャッジを含む試合の状況に対応しきれず退場者を出した前節とは異なり、前半キックオフから引き締まり集中した内容で、球際、ハードワーク、守備といった面ではポジティヴな要素が多かった。
失点前からラインを押し上げようと指示を送り、失点後も自身を起点にボールをつないで点を獲ろうと、頭を働かせながら最後まで勝点を得るための司令塔となっていた廣末、プロ相手に球際で競り勝ちクロスや浮き球でチャンスをつくっていた岡庭など、随所に光るプレーも見られた。

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出場停止と代表招集などで選手層が薄くなったFC東京U-23は、

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