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【有料記事】阿部拓馬「自分が突破口になるつもりでやりたい」東慶悟「90分出ようが、45分だろうが、15分だろうが、そこで何ができるかにこだわってやっていきたい」~阿部と東、フェアな競争(2017/04/01)

練習中のゲームでゴールを決めた東慶悟を助け起こす阿部拓馬。

サガン鳥栖の強力な2トップへの対応や球際のぶつかり合いを考えると守備面にフォーカスされる試合になりそうだが、当然のことながら点を獲らなければ勝利を得られない。対策を施した守りを準備するなかでも、攻撃陣は得点や崩しを構想し、そのイメージを共有しているようだ。

ルヴァンカップの活躍を経て前節のvs.川崎フロンターレ戦で先発した阿部拓馬は、その前節の働きを「手応えは正直、あまりない」と省みながらも、鳥栖に対しては「守備が堅いのはいままでどおりだと思うので、崩すのはコンビネーションとか、個の打開もそうですけど、自分が突破口になるつもりでやりたい」と言い、やる気をみなぎらせている。そして失点を防ぐためにも攻撃の終わり方に気をつけなければならないと安倍は言う。
「鳥栖は守備が堅くて前に強力なひとがいるから、変なかたちで獲られたり、変に攻めると相手のチャンスになるイメージがある。集中を切らしたらやられると思う。ちゃんと(フィニッシュまで)やりきって終わるなど、相手のよさを出させないようにしないといけない」

味方の中間に位置し、気の利いたプレーをする阿部が、チャンスをつくるきっかけとなり、流動的に選手が次のスペースに動いていく渦の中心にいる可能性は高い。流動的にプレーするときの最初のスイッチに自分がなるのか、と訊ねると、阿部は同意した。
「そうですね。もちろん大久保嘉人さんが先に動いたら、

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