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【有料記事/対サガン鳥栖戦第1報】マッシモの術中にはまったFC東京。うまく0-0にされた駆け引きの裏側を田邉草民が語る(2016/05/13)

【J1第12節】FC東京のサッカーに、自分たちから行けるのに行かない、スピードアップできるところでしない、という一面はたしかにあった。しかしサガン鳥栖の策にしてやられたのもまた事実だ。4-3-1-2で昨年まで自分たちがやっていた塩試合を相手にやられるとこれほど困るのかと学ばされる試合だった。

試合を観ていて感じた疑問をふたつ、田邉草民にぶつけた。彼がきわめて論理的に答えてくれたおかげで、東京が陥っていた困難が明確になった。

──たとえばロングボールを蹴られたりして、上がりたいんだけどうまく上がれない。ちょっとずつ、はぐらかされていたように見えたのだけれど?
田邉草民 そうですね。ぼくとかヨネ(米本拓司)が、センターバックに出てロングボールを蹴られて、そうしたらやっぱり帰らないといけないし。変な話、(東京の)ウイングが(鳥栖の)センターバックにプレスに行って、蹴らせたら、ぼくとかヨネが中にいるわけだから、

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