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【有料記事/(U-23)J3第2節対FC琉球戦第2報】安間貴義監督共同記者会見「最後の15分で満足するな」(2016/03/20)

◯安間貴義監督共同記者会見、冒頭総括

安間貴義監督 この西が丘に3,000人を超えるファン、サポーターの方がいらしてくださっているので、ぜひ勝利をと、言って入ったゲームでした。
試合の前日に20分間くらいしかすり合わせをする時間がないので、まずは守備の構築でブロックをつくるところから始めました。ただ、そこからのボールの圧力が(前節は)なかったので、きょうは、できるならば、次はボールを奪いに行くところにチャレンジしようと、守備に入りました。
それに対しては(中島)翔哉と(幸野)志有人が(ファーストディフェンダーとして)スイッチになって、そして(ユ)インス、タスク(平岡翼)、サイドバックのマコ(岡崎慎)、ヤナギ(柳貴博)と、引っ張るように、前半などはよくできたのではないかと思います。
攻めに関しては、前回(第1節対SC相模原戦)全く攻めにならず、収まるところがなかったので、攻撃する時間がほとんどありませんでした。そこに対し、きょうは嫌でも目立つ翔哉を前に置いて、志有人を置いて、タスクだったり、インスだったり、ヤナギだったり、上がりたい選手は上がれる状況にしてゲームに入りました。
前回よりも出ていく回数は増えたのですが、最後のクオリティの部分はもっともっとトレーニングしなきゃいけないと思います。こういう公式戦に出させてもらって味わえるところ、たとえば、いい流れでやっていても、(ファーストハーフ終了間際に)フリーキックから失点してしまうところ。セカンドハーフに入って1-0でがまんしなければいけない時間帯で、追加点を奪われてしまうところ。それらは実戦だからこそ味わえるところであって、ゲームを尊重しながら進めていってくれればいいかなと思います。この辺も学ばなきゃいけないところだと思います。
ただ、最後の15分、死にものぐるいでゴールに向かっていった姿勢は嘘じゃないですし、あの迫力をもっともっと出せるように、気持ちだけではだめなので、技術もつけ、あの時間を伸ばせるように、努力していきたいと思います。最後の15分でごまかすんじゃなく、できたこととできなかったことをしっかり整理して、ポジションを獲るためにがんばっていってほしいなとは思います。以上です。

◯安間貴義監督共同記者会見、質疑応答

――矢島選手を投入してから勢いがついたのですけれども、そこまでスイッチが入るのが遅かった。なぜ最後になるまで出せなかったのでしょうか。

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