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【有料記事/(U-23)J3第1節およびACL第3戦(最終)】Review◆タテに蹴る、ウラを衝く、流動的に攻める、精度を高める。攻撃面の課題が各カテゴリーで浮上(2016/03/16)

J1、J3、ACLと、異なる三つの大会を5日間でこなしたFC東京。おそらくシーズンを通しても、もっともやりくりが厳しい三連戦だったはずだ。もちろん重複する選手はいるものの、極力別のチームを組むようにメンバーを分け、疲労度を少なくした。城福浩監督もACL第3戦、対江蘇蘇寧の試合前に「過密日程ではないと言うと嘘になってしまう。コンディションを含めて準備してくれているベストな状況の選手を使い、勝利をめざしながらACLもJリーグも戦っていく」と言ったように、チームの機能性を維持しつつ負担を分散させる運用を図ったようだ。三試合のうちどれか一試合だけが強いチームになり、ほかが極端に弱くなってしまっては意味がない。
言い換えると、できるだけ多くの選手をこの三試合で使ったことになる。ゆえに、東京のすべてを観察するには適した5日間だったとも言えるだろう。

13日に開催されたJ3のU-23にはオーバーエイジ(OA)の選手が圍謙太朗と吉本一謙のふたりしかいなかった。ふたりは11日のJ1ファーストステージ第3節でベンチに入り、圍はなんと15日のACL第3戦でもベンチに入っている。
U-23の残るメンバー枠は、

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