【有料記事/J1第3節対ヴィッセル神戸戦第6報(最終)】Review◆高まってきた守備意識と組織プレーへの順応性。さらに個の力を引き出し、最大値を高めたい(2016/03/12)
勝ったFC東京と敗れたヴィッセル神戸、双方の監督が「守備はよくできていた」と試合後に語っている。その結果が、45分間を0-0で「潰す」にいたったファーストハーフだろう。ともに仕掛ける動き、高い可能性を感じる決定機は少なかった。神戸のシュート数は3本だった。
神戸のネルシーニョ監督は次のように言っている。
「全体的には守備のところはよくできた。しっかりとブロックを組んで守る、ボールを奪ってから敵陣のスペースにスピーディに仕掛けるというプランだった。ボールを奪うところまではよくできていたが、奪ってからがよくなかった。カウンターのところでもそうだが、いったん落ち着いてディフェンスラインがボールを奪ってから攻めに転ずるときに中盤のピックアップが欲しかったが、そこがうまく引き出せなかった。そしてフォワード陣に効果的な配球ができなかった」
セカンドハーフはシュート数が0本、神戸は東京によって完全に封じ込まれた。
神戸の中盤から前でボールを動かせなかったのは、
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