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【今週の小平】レポート◆欧州移籍について、マッシモ フィッカデンティ監督は「今回は武藤だが、第二、第三の彼が出現する」。ほか森重真人、三田啓貴。武藤嘉紀ファイナルカウントダウン、仲間たちと本人の声(2015/06/24)

レポート◆欧州移籍について、マッシモ フィッカデンティ監督は「今回は武藤だが、第二、第三の彼が出現する」。ほか森重真人、三田啓貴。武藤嘉紀ファイナルカウントダウン、仲間たちと本人の声

クラブ制作のポスターにあしらわれたキャッチコピーは「東京の武藤を見逃すな!」。明治安田生命J1リーグファーストステージの最終節であり、武藤嘉紀最後の試合である対清水エスパルス戦に対する思いを集約した一文だ。
チームとしては年間最終順位を見据えて勝点の上積みが必要であるし、眼前の順位で言えばファーストステージの2位がかかっている。決して花相撲にはなりえず、1点を競う真剣勝負にならざるをえない。一部のチャリティーマッチにあるように、意図的に武藤にボールを集めて得点させるというプレーはできないだろう。いつものように勝点3を狙うなかで自然に活躍してくれればいいし、チームの一員として輝いてくれればいい。ファンが観たいのは、ただ得点を重ねる光景ではなく、目的に向かってひたむきに走っている姿だ。

「ミツ(六平光成)とは同期で仲がよかった」
三田啓貴は清水エスパルスについて、FC東京U-15深川でともにプレーした六平が所属するチームという認識を持っている。各Jクラブに散らばったFC東京の下部組織出身者と再開する“同窓会”の光景はすでにおなじみのものだが、おそらくこの週末も繰り返されるだろう。
「がんばってきた仲。対戦するのが楽しみです」
そこに武藤の最後が加わる。
「よっち(武藤)のラストの試合。勝って、しっかりと気持ちよく締めくくりたい。“おまつり状態”で送り出したいです」

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