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ショートレポート◆多摩川クラシコ前日のFC東京/マッシモ フィッカデンティ監督、徳永悠平、梶山陽平、吉本一謙[2014/09/19]

ショートレポート◆多摩川クラシコ前日のFC東京

19日、FC東京は小平グランドにて13時30分より非公開練習をおこない、前泊地に向けて出発した。
あす20日におこなわれるJ1第24節の多摩川クラシコでは、川崎フロンターレの攻撃をいかに封じ込めるかが焦点になる。最強の矛を跳ね返すべく最強の盾であるにはどうすればよいのか。

ポイントとなるのは「距離感」と「タイミング」だ。
ヴィッセル神戸よりもボール廻しが巧いということは誰もがわかっている。急所を衝くスルーパスやシュートもある。引いてゾーンで構える時間帯も出てくるだろうし、受けることが悪いわけではないが、うしろで構えたからと言って安全が保証されるわけでもない。
マッシモ フィッカデンティ監督は前からボールを奪いに行く守備を好む。
「なんとしてもすばらしい試合にするよう心がける。あらゆる手段を講じたい」というマッシモ フィッカデンティ監督の熱い発言からも、やはり最初は積極的にプレッシャーをかけていくことになるだろう。
ただその場合、FC東京の選手間の距離を一定に保たなくてはならない。そうしないとプレス網の網の目が大きくなり、パスを通されてしまうし、相互にカバーすることが難しくなる。
対戦相手が東京の選手同士の距離を拡げる手段に出てくると厄介だ。
「もう一回、堅い守備のかたちを取り戻すべく、選手間の距離を近くしようと、きょうも話し合いました」(吉本一謙)

(残り 2003文字/全文: 2599文字)

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