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【プレビュー】ショートプレビュー◆J1第18節東京対清水(2014/07/31)

ショートプレビュー◆J1第18節東京対清水(2014/07/31)  

「清水は監督が替わってよかったんじゃないですか。ここから危険なチームになる。注意しないといけない」(太田宏介)

アフシン ゴトビ前監督から大榎克己監督に指揮官が交替した清水エスパルスに対し、モチベーションの変化を警戒する太田のような声もある。古巣だけに、選手たちの気持ちがよくわかるのだろう。
読めないのはメンタル面だけではない。

「監督が替わったからメンバーもどうなるかわからない」(吉本一謙)

ただ、マッシモ フィッカデンティ監督が「(監督が交替しても)基本的には同じ選手がプレーしています。各々の特徴もわかっていますので、それらに対してしっかりと対策していきたい。新しい監督(大榎克己氏)がどのような戦術を採るかわかってはいませんけれども、基本的には彼ら(清水イレヴン)のポテンシャルを制限させていくことが大事になるので、そこをしっかりやっていきたい」と言うのもわかる。理詰めのマッシモ監督であれば、こう考えるのは当然だろう。大きく強いノヴァコヴィッチ、すばしこく巧い大前元紀、高木俊幸といった個々のピース自体が変化することはない。その特長を消すディフェンスを構築し、はめ込む作業は、戦術が変わってもできるはずだ。

直近のナビスコでは敗れたが、日本平で戦ったリーグ戦のときは、相手の高さを封じ、東京の守備が機能して勝利している。
清水と対戦した二試合を経験している吉本は、このときを振り返り、次のように語っている。

(残り 1367文字/全文: 2003文字)

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