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【今週の小平】レポート◆フレッシュな代表組合流! 広島対策を携えていざエディオンスタジアムへ(2014/04/10)

レポート◆フレッシュな代表組合流! 広島対策を携えていざエディオンスタジアムへ

 

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千葉県でおこなわれていた日本代表候補合宿から高橋秀人と権田修一が帰京、チームに合流した。マッシモ フィッカデンティ監督が「日本代表から帰ってきたふたりについては、権田(修一)も(高橋)秀人も試合をハーフしかやっていませんから、状態は非常にいいですね」と言うように、かなり体調がよさそう。キレがよく、はつらつとした動きを見せていた。
それを裏付けるように「コンディションは問題ありません」と言う高橋秀人は髪を短く整え、さっぱりとした様子。「髪の毛は帰ってきてから切りました」と、心身ともにリフレッシュした感がうかがえる。
「代表合宿で自分のやってきたことがまちがいではなかったと確認できました。積み上げてきたもの、いまの自分のスタイル……そこでまた新たな可能性も見出だせましたし、貴重な体験でした。それを次の試合で生かしたい」(高橋秀人)

次の試合には明確なテーマがある。鹿島アントラーズとともに上位戦線をひた走るサンフレッチェ広島とのアウエーゲームで、少なくとも負けずに勝点を持ち帰ること。そして失点を減らし、もし可能であれば今季初の無失点試合を達成することだ。そこに代表の成果を生かしてほしい。

マッシモ フィッカデンティ監督は言う。
「Jリーグの特徴として無失点で終わる試合は少ない。それはJリーグのDNAに刻まれたものかもしれません。しかしディフェンスを向上させるのはよいことです」

監督も選手も満足はしていない。イタリアの美学とされるウノ・セロ、1-0を実現したゲームは一度もない。
「毎試合失点していますから、そこは改善しないといけない。ただしディフェンスは全体でやるものでディフェンダーだけが気をつければいいというものでもない。全体で精度を上げていかないといけないですね」(権田修一)
「今シーズンも広島は勝利数が多く、非常に難しい状況になります。
しかし監督が求めていることを自分たちがピッチで実践できれば、勝機はある。まずは先に失点しないこと。しっかりと守って1点を獲りに行きたいなと思います」(武藤嘉紀)

過去、佐藤寿人に10点を奪われているFC東京。広島からゴールを守りぬくために必要な条件を、マッシモ フィッカデンティ監督は次のように説いた。
「広島に対しては自分たちのミスを極力減らしていく必要があります。広島はクオリティが高いチームだと思っている。そういう相手だからこそ、そこがしっかりできないと勝てません」

いかにミス、特に自陣でのミスを減らすか。権田修一もマッシモ フィッカデンティ監督の言葉に同意した。
「監督の言っていることはそのとおりだと思います。選手は求められていることをやるだけです。

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