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【レポート】Jリーグディビジョン1 第31節 名古屋グランパス対FC東京 速報 マッチレポート(2012/11/07)

2012年11月07日 19:03キックオフ 名古屋市瑞穂陸上競技場
名古屋グランパス 対 FC東京(リーグ:9勝4分10敗)
[入場者数]7,959人 [天候]曇、弱風、気温13.8℃(キックオフ時14.5℃)、湿度59%(キックオフ時58%) [ピッチ]全面良芝、乾燥 [試合時間]90分
【マッチコミッショナー】菊地秀夫【主審】佐藤隆治
<勝ち点46→49>名古屋グランパス1-0(1-0)FC東京<勝点44→44>
【得点者】田中マルクス闘莉王(30分)

キックオフ直後から主導権を握りながらも1失点に泣く

 

○試合前コメント ランコ ポポヴィッチ監督

中村北斗と太田宏介、ふたりとも能力の高い選手ですし、(練習の)ゲームのなかでもふたりを入れ替えながら使っていたので、どちらが出ても問題ありません。
北斗に関してはここ最近の試合でもパフォーマンスがよかったですし、練習でもいいプレーをしている。こういうチャンスをもらうにふさわしいプレーをしてくれていたと思います。
宏介に関しても、試合に出てもおかしくない状況ではあるんですが、しっかりといろいろな部分を見極めながら(復帰させたい)ということで、きょうはこういう選択になりました。
ふたりが高いレベルで競争し、そのおかげで選択肢がふたつになっていることは、ウチにとってはいいことです。
(言い方を換えるときょうのベンチメンバーはすごく充実しているのではないですか?)
ほんとうにそのとおりだと思いますね。けが人が多く出てしまって長いあいだ高いレベルの競争はできませんでした。選手を交替したとしても、クオリティを落とさずに戦えると思っています。
(名古屋のストイコビッチ監督とは同郷ということで対抗心はおありですか?)
ピクシーと私の戦いではありませんし、特別な思いはないですね。セルビア出身なんですけど日本で仕事をしている者同士で日本のサッカー界に貢献しようという思いは強いですし。チームとチームの対決ですから。
ただ、試合前と試合後は友人ですけれども、試合中はライバルだとは言えます。
(先日からスーツですね?)暑かったのでスーツを着る機会がなく、夏はポロシャツでした。たまにはしっかりとスーツを着こなしてみたい。スーツを着たら大量得点? もしそれが理由だったら、暑くてもずっとスーツを着ています。寝るときでも着ます。

ファーストハーフ

前節に引きつづき4-2-3-1を採用中のFC東京。ドイスボランチは右に高橋秀人、左に米本拓司と、基本的に横並び。高橋が中盤の底から2センターバックのあいだまでの後方をみる担当範囲も変わりはない。
東京は名古屋グランパスがボールを持つと、相手のパスをことごとくインターセプト。キックオフ直後から主導権を握り、巧みにパスをつないでいった。しかし点が獲れない。そしてほとんどピンチらしいピンチもないままに迎えた30分、名古屋が左コーナーキックから先制点を挙げる。そのままでも入りそうに見えるほどゴール方向に向いた軌道で、ファーに詰めていた田中マルクス闘莉王が押し込んだ。
試合を優勢に進めながらつまずいた東京は、それまでどおりに再び相手を圧倒するが、やはりスコアは動かない。

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