「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

地元熊本戦に向けて福島隼斗が意識するのは勝点3と数字。「熊本の江崎選手もCBで4ゴールも獲っているし、負けていられないです」【CBで現在3ゴール3アシスト】(23.9.21)

攻撃型CBの福島隼斗は、今季、35節終了時点でチーム3番目に多い32試合に出場し、チーム最多となる2696分に出場中。CBながら3ゴール、3アシストを記録し、自身キャリアハイを更新中だ。

リスタートではメインターゲットの周辺に陣取って決め切る役割を担い、流れのなかでは右サイドを駆け上がったときに刺し込むようなクロスからゴールを演出する。2試合前の34節町田戦(〇1-0)でも試合を決めたゴールは福島が攻撃参加したときに刺し込んだクロスボールが起点となった。

時崎栃木を象徴する攻撃型CBとして、及第と言えるプレーパフォーマンスを見せている状況だが、残り7試合、ここからチームとともにさらに高みを目指す構えだ。

 

▼地元熊本戦は「すごく楽しみ」

――千葉戦(●0-1)では前半、前から連動して奪いに行ったときに、相手のSBがDFラインの背後に走ってきて、そこにロングボールが通ってしまい大きなピンチになりかけたシーンがありましたが、前のプレッシャーがハマっていないと後ろの対応も難しくなるところがあると思います。

「相手ボールにもっと寄せていればロングボールは出てこないと思いますが、ある程度蹴られてしまうのは仕方がないです。あのときは僕自身の対応も前へ食いつき過ぎてしまって、背後を取られてしまったと思っています。対応として身体の向きやステップのところが良くなかった。それは以前から時さんにも言われていることなので改善できればと思っています」

――後ろから出てくる相手選手の対応ですね。

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