「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

天皇杯で結果を出した大島康樹のいまの感覚。「あの広島戦はたまたまです。あれをちゃんと続けないといけない」【大島流1トップについて】(23.7.26)

 ▼天皇杯の活躍とその後考えていること

次節甲府戦ではこれまで1トップで出場してきた根本凌が出場停止となり、誰が代わって入るのか注目が集まる。

小堀空か、イスマイラか、矢野貴章か、宮崎鴻か。色々な選択肢があるなかの一つに、大島康樹というオプションがある。

「ここしかない、という感覚はあります」

大島もゴーが出るのを心待ちにしている。

712日に実施された天皇杯3回戦広島戦(〇2-0)で、大島は3-4-2-11トップに入ったが、いわば“柔のセンターフォワード”というプレーぶりを示した。その他のセンターフォワードたちとは異なるプレーで対応してみせると、さらに、自ら掴み取ったPKを冷静に決め切ることでチームの勝利に貢献した。

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