「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-33[A] ツエーゲン金沢戦に向けて ~城福監督、加藤、千田、マテウス~(23.9.1)

前節のファジアーノ岡山戦(2‐3●)、何度も危機を防いだマテウス。彼のシュートストップの強さのおかげで、惨敗を免れたゲームとも言える。

前節のファジアーノ岡山戦(2‐3●)、何度も危機を防いだマテウス。彼のシュートストップの強さのおかげで、惨敗を免れたゲームとも言える。

9月2日のJ2第33節、ツエーゲン金沢戦(19:00 石川県西部緑地公園陸上競技場)に向けて、城福浩監督、加藤蓮、千田海人、マテウスは次のように話した。

DF15千田海人
――トレーニングでは、積極的な姿勢とアグレッシブなプレーが目立っています。
「先発から外れてしまったんでね。センターバックは競争がめっちゃ激しく、試合に出るためには自分が成長していくしかないと考えています」

――次節、ツエーゲン金沢戦です。
「前回対戦したときと基本的には変わらず、守備はマンツーマンで付いてきて、カウンターを警戒しなければいけない相手。意図的に攻め残るケースがあるので、常に次の守備を準備しておくのが大事だと思います。豊田(陽平)選手や林(誠道)選手といった得点感覚に長けたアタッカーもいて、センターバック同士で声をかけ合いながら守ることを意識したい」

――ここ数試合、なかなか勝点を積み上げられていない状況です。
「間違いなく、どっちに転ぶかの岐路に立っていると感じますね。こういうときこそ、チームがブレないように。まとまって目の前の試合に臨むのが大切だと思います」

――残り10試合。プレッシャーからくる影響も?
「3年前、自分が秋田で昇格したシーズンはずっと無敗できていましたが、それでも残り10試合となったときは意識しましたし、プレッシャーを感じました。それを乗り越えて波に乗り、どうやって勢いを出していくか。思うように結果が出ない状況では自分たちのやってきたサッカーに疑いを持ちがちですが、『勝っていたときはこうやってきたよね?』とシンプルに捉え、ポジティブに取り組んでいくことが重要。ネガティブな空気、不安感は周りを巻き込み、ひとりから3人、さらに5人とどんどん広がっていきますから。このチームは若い選手が多く、メンタル面の影響が出やすい傾向にあるので、うまくいかないときほど声がけの部分は気をつけていきたいです」

(残り 3640文字/全文: 4573文字)

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