「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-21[H] ザスパクサツ群馬戦『勝点2を落とす』(23.6.19)

2023年6月18日(日)
J2第21節 東京ヴェルディ vs ザスパクサツ群馬
18:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]4,970人 [天候]晴、弱風、気温26.5℃、湿度43%

東京V 2‐2 群馬
前半:2‐1
後半:0‐1
[得点]
0‐1 川本梨誉(29分)
1‐1 稲見哲行(39分)
2‐1 山田剛綺(44分)A北島祐二3
2‐2 岡本一真(52分)
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。

●東京Vスターティングメンバー
GK1   マテウス
DF16 山越康平
DF15 千田海人
DF3   谷口栄斗
DF2   深澤大輝
MF18 バスケス・バイロン(79分 甲田)
MF29 河村慶人(61分 齋藤)
MF7   森田晃樹
MF25 稲見哲行(79分 宮原)
MF20 北島祐二(61分 加藤蓮)
FW27 山田剛綺(69分 阪野)
(ベンチメンバー:GK41飯田雅浩。DF6宮原和也、26加藤蓮。MF8齋藤功佑、22甲田英將、23綱島悠斗。FW11阪野豊史)

監督 城福浩

試合データなど(東京ヴェルデ オフィシャルサイト)

■前半のうちにゲームをひっくり返す

開始から、東京ヴェルディがザスパクサツ群馬のゴールに襲いかかる。2分、稲見哲行の強烈なミドルシュートは櫛引政敏の正面。4分、北島祐二のコーナーキックがディフェンスにはね返されたあと、森田晃樹のダイレクトボレーは左ポストを直撃した。

前線からのプレスが連動し、ボールの奪いどころを見定め、パワーを集中させる東京Vのディフェンスは迫力がある。寄ってたかって一気に囲い込み、マイボールにした。

ところが、先制したのは群馬だった。

29分、佐藤亮のフリーキック、ゴール前に入ってくる速いボールをマテウスがはじき出したが、こぼれ球を拾った川本梨誉が左足を振ってネットを揺らす。バックステップを踏みながらキックフェイントを入れ、ゴール左上に突き刺すコントロールショットだ。

試合前、城福浩監督が警戒していたセットプレーから失点してしまった。

そのときに僕が考えていたのは、同点に追いつき、前半を終えたい。ただ、それだけである。しかし、東京Vは期待以上の反発力を見せる。

(残り 2305文字/全文: 3179文字)

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