「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-41[H] アルビレックス新潟戦『土壇場のゲームを制す』(22.10.16)

2022年10月15日(土)
J2第41節 東京ヴェルディ vs アルビレックス新潟
14:04キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]12,846人 [天候]晴、無風、気温23.6℃、湿度39%

東京V 1‐0 新潟
前半:0‐0
後半:1‐0
[得点]
1‐0 染野唯月(58分)
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。

●東京Vスターティングメンバー
GK1   マテウス
DF24 奈良輪雄太(82分 深澤)
DF3   ンドカ・ボニフェイス
DF23 谷口栄斗
DF26 加藤蓮(68分 加藤弘)
MF18 バスケス・バイロン(56分 佐藤凌)
MF15 馬場晴也
MF7   森田晃樹
MF4   梶川諒太(56分 平)
FW29 河村慶人
FW30 染野唯月(82分 阪野)
(ベンチメンバー:GK21長沢祐弥。DF2深澤大輝、5平智広。MF14石浦大雅、17加藤弘堅。FW13阪野豊史、27佐藤凌我)

監督 城福浩

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■染野唯月の3戦連発で先制

アルビレックス新潟の波状攻撃を受け、セットプレーの守備が続く苦しい時間帯だった。

54分、三戸舜介がクロスを上げ、大外から藤原奏哉がフリーで飛び込んでくる。ジャンプした瞬間、これは防げないと僕は頭を抱えた。ところがどっこい、このヘディングシュートをマテウスが残していた右足に当てる。完全無欠のファインセーブだ。

東京ヴェルディが窮地を脱してすぐあと、城福浩監督は準備していた交代カードを切る。56分、前線に佐藤凌我を投入。平智広をセンターバックに入れ、谷口栄斗を最終ラインの左にスライドさせた。

「われわれの左サイドで、前半から三戸選手にかなりドリブル突破されていたので、蓋をしたかったという狙いがひとつ。加藤蓮は攻撃にも特長を出せる選手ですので、彼をひとつ前に上げて後ろに谷口を配置しました。あとは少し押し込まれていたため、ペースを変えるためにも前で追える選手がほしかった。凌我は今週調子がよく、先発で使うかどうか迷ったほどでした。早めに時間を与え、前からのプレッシャーによってラインを上げたことにより、相手陣でサッカーをする時間を取り戻せた」(城福監督)

そうして得た58分のリスタートのチャンス。森田晃樹の蹴ったコーナーキックから、こぼれ球に反応した染野唯月の3試合連続ゴールで東京Vは先制した。

(残り 2355文字/全文: 3316文字)

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