「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-16[H] ブラウブリッツ秋田戦『三度目の逆転劇』(21.5.30)

2021年5月29日(土)
J2第16節 東京ヴェルディ vs ブラウブリッツ秋田
16:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]2,242人 [天候]晴、弱風、気温26.4℃、湿度35%

東京V 3‐1 秋田
前半:1‐1
後半:2‐0
[得点]
0‐1 中村亮太(6分)
1‐1 小池純輝(24分)A山下諒也1
2‐1 井出遥也(68分)A山下諒也2
3‐1 小池純輝(90+4分)A山口竜弥2
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。

●東京Vスターティングメンバー
GK31 マテウス
DF23 深澤大輝
DF2   若狭大志
DF15 ンドカ・ボニフェイス
DF28 山口竜弥
MF19 小池純輝(90+1分 持井)
MF9   佐藤優平(77分 梶川)
MF17 加藤弘堅
MF11 山下諒也(82分 森田)
FW27 佐藤凌我
FW25 端戸仁(46分* 井出)
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF22馬場晴也。MF4梶川諒太、6山本理仁、7森田晃樹、8井出遥也、26持井響太)

監督 永井秀樹

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■小池純輝史上、最速ペース。今季10点目に到達。

ゴール前のこぼれ球を齋藤恵太が蹴り込み、マテウスが懸命にかき出すが、詰めてきた中村亮太がプッシュ。カバーに入った若狭大志が空中でクリアするも、榎本一慶主審はゴールの判定を下す。

6分、先制したブラウブリッツ秋田のベンチでは吉田謙監督がガッツポーズだ。これで秋田はさらに勢いに乗り、攻め込んできた。

フリーキック、コーナーキック、ロングスローと、秋田の強みであるセットプレーが続く。18分、普光院誠のミドルシュートはマテウスがファインセーブ。およそ10分間、東京ヴェルディは秋田の猛攻にさらされた。

J2第7節のレノファ山口FC戦(3‐1○)、第12節のザスパクサツ群馬戦(3‐1○)と、今季の東京Vは二度の逆転勝利を成し遂げている。昨季は一度もなかったことを思えば長足の進歩だが、ここで崩れるようであれば元の木阿弥である。

中身が変わりつつあること、チームの進化を示すには、態勢を立て直してやり返してやるほかない。

(残り 2190文字/全文: 3055文字)

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