【マッチレポート】J2-13[A] ヴァンフォーレ甲府戦『うす味すぎないか』(21.5.10)
2021年5月9日(日)
J2第13節 ヴァンフォーレ甲府 vs 東京ヴェルディ
14:03キックオフ JIT リサイクルインク スタジアム
[入場者数]4,053人 [天候]曇のち晴、弱風、気温25.6℃、湿度30%
甲府 2‐0 東京V
前半:0‐0
後半:2‐0
[得点]
1‐0 三平和司(47分)
2‐0 鳥海芳樹(59分)
●東京Vスターティングメンバー
GK1 柴崎貴広
DF2 若狭大志(81分 安在)
DF15 ンドカ・ボニフェイス
DF17 加藤弘堅
DF28 山口竜弥
MF14 石浦大雅(69分 端戸)
MF9 佐藤優平(81分 井出)
MF4 梶川諒太(69分 馬場)
FW19 小池純輝(88分 松橋)
FW27 佐藤凌我
FW11 山下諒也
(ベンチメンバー:GK21長沢祐弥。DF22馬場晴也、42安在和樹。MF8井出遥也、18松橋優安、33橋本陸斗。FW25端戸仁)
監督 永井秀樹
■明暗を分けた選手交代
先に動いたのは、ヴァンフォーレ甲府の伊藤彰監督だった。
ハーフタイム、長谷川元希とウィリアン・リラに代えて、鳥海芳樹と三平和司をピッチに送り込む。前線に機動力のある三平が入ったのは厄介だと感じた。どっしり構えて仕事待ちのW・リラには対応できていたが、足を使って自ら仕事を取ってくるタイプに同じようにはいかないだろう。
戦況の変化を見定める前にゲームは動いた。
47分、荒木翔のロングスロー、ンドカ・ボニフェイスが相手と競り合いながら頭に当てるが、体勢が苦しく大きくはね返せない。こぼれ球を待ち構える鳥海が右足を振り、当たり損ねのシュートを三平がヘディングでゴールに導いた。
リードを奪った甲府は、あからさまに勢いに乗った。
49分、裏に抜け出した三平のシュートはゴール右に逸れる。50分、最終ラインのメンデスが大きな体躯を生かしてボールを運び、若狭大志が辛うじて止めたがファールの判定。54分、野津田岳人のロングシュートはクロスバー直撃。
眼下、東京ヴェルディのベンチを見る。永井秀樹監督はまだ動かない。
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