「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐16[H] 愛媛FC戦のポイント(18.5.26)

渡辺皓太は局面の打開、フィニッシュと新境地を開きつつある。

渡辺皓太は局面の打開、フィニッシュと新境地を開きつつある。

J2第16節、暫定15位の東京ヴェルディ(勝点18/4勝6分4敗 得失点+2)は、21位の愛媛FC(勝点10/2勝4分9敗 得失点-13)と、16時から味の素スタジアムで対戦する。驚異的なスピードで進化を遂げている渡辺皓太のプレーに注目だ。

■この成長スピードはどうだ

「1対1の状況で仕掛ける自信がまだ足りない。相手がひとりなら全部いける、はがせるくらいになりたいです」

渡辺皓太がこのように語っていたのが、ほんのひと月ほど前。今季初黒星となったJ2第11節大宮アルディージャ戦直後のことである。

前節のファジアーノ岡山戦、渡辺は単独で局面を打開し、決定機をつくり出した。35分、李栄直のパスを受けた渡辺はドリブルで突っ込み、ディフェンダーをかわしてフィニッシュまで持ち込む。左足のシュートはゴールキーパーの足にブロックされたが、きっちり枠を捉えていた。

「ワンタッチで入れ替わろうとしたんですが、ボールが足元に入りすぎちゃって。ドリブルで抜いていくことになりました。最後のところは股下を狙えばよかったですね。防がれたあとにそう思った」

(残り 1032文字/全文: 1591文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ