「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-15[A] 愛媛FC戦に向けて ~冨樫監督、安在、安西、井上~(2016/05/28)

「前節の出来は……70点。まあまあ」と語る安在和樹。

「前節、清水戦の出来は……70点」と語る安在和樹。

5月29日のJ2第15節、愛媛FC戦に向けて、冨樫剛一監督、安在和樹、安西幸輝、井上潮音は次のように話した。

MF20 井上潮音
――前節の清水エスパルス戦は、井上選手のパフォーマンスを称える声が内外から多くありました。
「勝ったことが一番。まずは何よりも戦う姿勢をサポーターは見ていると思い、目の前のボールを無我夢中で追いました。仮に試合に敗れたとしても、次もまた見たい、応援したいと思えるプレーを最低限やらないと」

――無我の境地。スポーツ選手は「ゾーンに入る」という表現をよくしますね。視界がクリアに開け、身体が自然に動く。
「ゾーンに入る。そういう感覚なのかな。とにかく相手に向かっていくんだと」

――バチバチやり合っているときは、いちいち痛みとか感じないものですか?
「ぶつかったら痛いことは痛いですけど、試合中はそれに構っていられない。終わったあと、痛みが出てきます」

――いいな、そういうの。全部終わって、今日はこれだけ戦ったんだと身体が訴えてくる。
「そうですね」

――井上選手は初先発となったモンテディオ山形戦のあと、90分のプレーマネジメントの難しさを話していました。愛媛戦、スタメンのピッチに立ったとしたら、90分を見通して乗り切ることを試みますか?
「いえ、それは考えすぎずにやったほうがいいように思います。後半の途中で足がつるくらい、最初から全力でやる。そのほうがチームに貢献でき、やり切る経験を積み重ねることが自分にとって大事です」

(残り 2121文字/全文: 2831文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ