「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-11[H] モンテディオ山形戦に向けて ~冨樫監督、中野、井上、平~(2016/05/02)

練習後、クールダウンする井上潮音と渡辺皓太。

練習後、クールダウンする井上潮音と渡辺皓太。

5月2日、J2第11節のモンテディオ山形戦に向けて、冨樫剛一監督、中野雅臣、井上潮音、平智広は次のように話した。

MF16 中野雅臣
――左サイドバックで先発となった前節のザスパクサツ群馬戦をどう振り返りますか?
「もっとボールに触りかったですね。後半、相手のペースになったとき、サイドがうまくボールを引き出し、背後のスペースをつくことができれば、あそこまで苦しい時間になることはなかった」

――ふたつ目の失点シーン。ゴール前で中野選手の内側に相手が入り込み、アシストを許してしまいました。あれは体力的な面に加え、不慣れなポジションで頭の疲労が影響したように見えます。
「外側から入ってくる瀬川(祐輔)選手を見るのが少し遅れました。群馬がボールを入れてくるタイミングで、イバくん(井林章)のラインを見つつ、近くの選手の動きも把握しておかなければいけなかったんですが、ちょっと遅れたことでインサイドを取られてしまった。最後まで頭をクリアな状態にしておかなければ、ああいった代償を支払うことになる。反省点です」

――次節の相手、山形とは開幕前のトレーニングマッチで対戦しました。
「がたいのいい選手が多いですね。でも、けっして力任せの攻撃ではない。たとえばディエゴ選手は周りを使うのもうまく、コンビネーションやスピードを生かす攻撃を仕掛けてきていたのが印象に残っています」

――攻撃のイメージは?
「サイドバック、サイドハーフ、ボランチの三角形でボールを動かし、攻撃の局面をつくっていきたい。ゴールを中心に考え、ボールをどう前に運ぶかを常に意識して。サポーターにはしばらく勝利を届けられていませんからね。知り合いが心配して『大丈夫なの?』と連絡をくれることもありますし。勝ちます!」

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