「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐11[H] モンテディオ山形戦のポイント(2016/05/03)

ヘディングでハイボールを跳ね返す井林章。

下がりながらのヘディングをトレーニングする井林章。隣は練習用バルーンの「村田くん」。

J2第11節、東京ヴェルディ(16位=勝点10/2勝4分4敗 得失点-4)は、モンテディオ山形(20位=勝点6/1勝3分5敗 得失点-4)とホームで対戦する。現在、チームは6試合勝利なし。選手たちは口々に「勝ちがほしい」と語る。試合が次から次へとやってくる連戦だ。ここで流れを引き寄せるには、結果しかない。

■井林章、今季初ゴール

ゴール前のこぼれ球に歩調を合わせ、右足をひと振り。井林章のシュートがゴールネットに突き刺さる。前節のザスパクサツ群馬戦、東京Vは相手に先制を許す苦しい展開だったが、井林の今季初ゴールで息を吹き返した。勢いに乗って、一時は試合をひっくり返している。

「あの試合は点を取れそうな感じがありました。その少し前、セットプレーから決定機をつくれていたので。失点の仕方はともかく、シーソーゲーム自体はうち向きの展開。メンバーを見てのとおり、本来は守備重視のスタイルではない。守り勝つなら大きくて強いセンターバックを2枚並べればいいんです。1点取られても2点取り返す。2点失ったら、3点取ればいい。簡単ではないですが、失点しないほど攻撃力を高められれば」

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