【監督・選手コメント】J2-13[A] ツエーゲン金沢戦に向けて ~冨樫監督、高木純、田村、平~(2016/05/13)
5月15日のJ2第13節、ツエーゲン金沢戦に向けて、冨樫剛一監督、高木純平、田村直也、平智広は次のように話した。
MF30 高木純平
――紅白戦では、2列目の右に入りました。
「中盤の前のポジションでは、裏に抜けてパスを引き出す仕事を意識しています。もともとはそれを得意とする選手なんでね。タイミングを見計らって抜け出し、相手の背後を取るのが攻撃では一番手っ取り早く、また相手もいやがる」
――前節の松本山雅戦、チームは大敗し、浮上のきっかけを欲しています。
「僕は選手ですから、やっている人の気持ちはよくわかります。うまくいかないときは何をやっても空回りする。それでもね、やり続けるしかないんですよ。悪い流れを一変させる解決策なんてありません。ただひたすら焦れずにやり続けるしかない。最後のほうは白旗をあげたくなる気持ちにもなるのだけど、そんなのできるわけがない。だったら走り続ける、しゃべり続けるしかないんです。動きを止めないことが、しゃべることが、きっかけに近づく唯一の方法。みんなで必死に走る、蹴る、コミュニケーションを取る、もがき続けることでしか何かを変えることはできない」
――金沢戦のイメ-ジは?
「スタートから出られたら、走りまくったろうと思ってます。ペース配分を考えずに。90分はもたないですよ。サイドは走る距離が長いので。でも、その姿勢が勝つためには必要に思える」
――その次は古巣の清水エスパルス戦が待ってますね。
「僕にとっては一番のモチベーション。どんな相手でも42分の1のゲームと捉える選手もいますが、ありえないですね。絶対に出たい。何があってもピッチに立ちたい。それがあるからメンバーから外されても、気持ちを切らすわけにはいかなかった」
――復帰してきたドウグラス・ヴィエイラ選手を生かすために、どんな考えを持っていますか?
「しっかりキープできる。高さという武器もある。多少アバウトでもサイドからクロスを入れれば、何かが起きるかもしれない。状況によっては、その手段もありかな」
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