大宮花伝

ヘッドコーチに元指揮官の渋谷洋樹氏が就任。難局に直面する古巣への復帰は「自分の力を最大限で生かして乗り越えたい。J2に残すことが一番の仕事」【お知らせ&コメント】

 

7月26日、元大宮指揮官の渋谷洋樹氏がトップチームのヘッドコーチに就任した。渋谷氏は現役時代、大宮の前身となるNTT関東などでプレーし、引退後はNTT関東コーチや下部組織の監督とコーチ、トップチームコーチを務め、甲府のコーチを経て2014年に再び大宮のトップチームコーチに就いた。同年8月から監督となってJ2降格を味わったものの、15年にJ2優勝を飾り、16年はJ1で5位、天皇杯はベスト4に入った。17年5月に成績不振で解任となった後は熊本や磐田の監督を歴任し、今季は仙台のヘッドコーチだったが7月20日に辞任していた。

渋谷氏は約6年ぶりに古巣へ復帰して、さっそく練習に合流。選手とコミュニケーションをとったり、一緒に走ったりと精力的に取り組んだ。練習後はサポーターから「お帰りなさい」と声を掛けられて交流していた。また、チームには渋谷氏の教え子の選手が在籍し、大宮指揮官時代では大山啓輔、泉澤仁、小島幹敏、黒川淳史、甲府ヘッドコーチ時代では泉澤、浦上仁騎、磐田時代はヘッドコーチと監督を務めて袴田裕太郎、黒川を指導した。

 

ゴールにフォーカス

Q.約6年ぶりに大宮に復帰されました。
「仙台でなかなか結果が出ずに辞任し、そのタイミングで名前を挙げてくれた。原(博実)さんもそうだし、原崎(政人)監督も私を受け入れてすごく感謝している。指導者になって、ずっとここで育ってきて、いろいろなことを学んだ場所なので

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