大宮花伝

最下位と成績不振で相馬直樹監督を解任。後任は原崎政人HCが昇格し、初陣は昨季まで指揮官を務めた仙台戦に【お知らせ】

岡本隆吾フィジコが復帰

大宮は5月19日、相馬直樹監督の解任と後任には原崎政人ヘッドコーチが新監督に昇格すると発表した。

相馬監督は昨年5月26日、霜田正浩元監督の解任の後を受け、約1年にわたって指揮を執った。昨季は第19節から6勝8分10敗と19位で終え、今季は第16節までで4勝1分11敗と低迷。J3降格圏の直接対決になったいわき戦で逆転負けし、最下位に転落した。

後任の原崎新監督は大宮OBで現役時代に1999年から2003年までプレー。引退後は大宮ユースコーチや大宮のヘッドコーチを務め、21年11月から22年5月まで仙台の監督だった。今季から大宮では2度目となるヘッドコーチに就いていた。初陣は5月21日の仙台戦となり、原崎新監督にとっては古巣戦に。また、仙台の伊藤彰監督、渋谷洋樹ヘッドコーチはそれぞれ元大宮の指揮官で、村上和弘コーチは元大宮の選手。

また、岡本隆吾 U18フィジカルコーチ兼U18コーチが、トップチームフィジカルコーチに就任することも発表された。

相馬前監督、原崎新監督、岡本フィジカルコーチのコメントは以下の通り。

【相馬直樹前監督】
「このたび、大宮アルディージャトップチーム監督の任を解かれることとなりました。昨年5月に就任してから熱く戦えるチームへの変革を目指して来ましたが、結果がなかなか伴わず、期待に添えぬままこの日を迎えることになってしまったのは残念です。苦しい時期の方が多かった一年間でしたが、そうしたなかでも私を信じて一緒に戦ってくれた選手、チームスタッフ、そしてファン・サポーターの皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。残りのシーズン、選手たちの活躍とチームの勝利を心より願っています。ありがとうございました」

【原崎政人新監督】
「このたび、監督に就任いたしました、原崎政人です。大宮アルディージャにかかわるすべての皆さまには、J2リーグ最下位という辛く悔しい思いをさせてしまい、大変申し訳ありません。大宮アルディージャ創立25周年という節目のシーズンを、この状態のまま続けるわけにはいきません。現状を打開するべく、早急にチームの底上げをし、残り2/3のゲームを一丸となって総力戦で戦い切ります。大宮アルディージャファミリーの皆さまには、『サッカーは楽しい』『また次も観たい』と思ってもらえるように、必ず強いチームに成長させます。勝点を積み上げ、着実に力をつけたその先に、プレーオフ圏内・J1昇格を目指したいと思います。ファン・サポーター、パートナー企業、ホームタウンの皆さまからの後押しに、いつも本当に感謝しております。どうかこれからも応援をよろしくお願いいたします」

【岡本隆吾フィジカルコーチ】
「このたび、フィジカルコーチに就任した、岡本隆吾です。選手の力を最大限に引き出し、躍動感のあるゲームをお見せできるよう、チーム一丸となって戦います。ファン・サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さま、ホームタウンの皆さまの声援を背に、最後まで諦めません。今後とも応援をよろしくお願いいたします」

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