大宮花伝

配置転換が奏功。絶好調の大分に初黒星を見舞うホーム3連勝【大分戦/マッチレビュー】

■明治安田生命J2リーグ第6節・3月25日(土)14:00キックオフ
NACK5スタジアム大宮/4,966人
大宮アルディージャ 3-0 大分トリニータ
【得点者】大宮/3分 富山貴光、46分 アンジェロッティ、52分 浦上仁騎

▼「狙っている形」で奪った先制点

花の雨の下、歓喜の声が選手たちに降り注ぐ。氷川の杜の桜のように笑顔が満開だ。

大宮が今季負けなしの大分に初めて土をつけた。さらに5試合で2失点しかしていない堅守をこじ開け、1試合だけで3得点する勝ちっぷり。下平隆宏監督にとっては「ゲームを振り返っても0-3という内容ではなかったし、不思議な負け方をしたというような印象」と首を傾げる敗戦に。敵将を唖然とさせる今季3勝目だった。

ホームでは昨年の9月14日、奇しくも大分戦から無敗を継続。しかも、今季の3試合に至ってはオール無失点で守護神の笠原昂史は「自信にしていいと思う」とうなずく。「これをアウェーでもやれるようにしていかないと本当に強いチームとは言えない。まだまだ階段を昇っている最中。しっかり戦わないといけない」と勝って兜の緒を締めた。

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