「ゼルビアTimes」郡司聡

クラブ史上最大規模の冒険は最高のフィナーレで終幕。そして、次なる挑戦へ【ベガルタ仙台戦/マッチレビュー】

■明治安田生命J2リーグ第42節
11月12日(日)13:00キックオフ
ユアテックスタジアム仙台/13,138人
ベガルタ仙台 1-3 FC町田ゼルビア
【得点者】仙台/66分 菅原龍之助 町田/47分 オウンゴール、55分 ミッチェル・デューク、88分 アデミウソン

▼教え子の“肌感覚”

90+5分、オナイウ情滋によるロングスローは、その飛距離が想像を超えていたため、ユアテックスタジアム仙台の観衆は度肝を抜かれたと言わんばかりにどよめいた。しかし、ホームのサポーターを驚かせたロングスローは、町田ゴールを脅かすまでには至らず。セカンドボールを拾ったオナイウが右足を振り抜くと、肝心のシュートはゴールの枠を外れた。

その直後、高山啓義主審の笛が鳴り、ベガルタ仙台は1-3で万事休す。王者にホームで一泡吹かせようと懸命に戦ったものの、チャンピオンチームの軍門にくだった。恩師・黒田剛監督が率いる町田と初めて対戦した郷家友太はこう言っていた。

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